CSSの書き方が、大きく変わろうとしています。
何年にもわたり、ウェブでのスタイルの書き方に関する多くの革新が、プリプロセッサ、JavaScriptフレームワーク、コンパイラなどCSSとは別の場所で起こっていました。もちろん、CSSにおいてもaspect-ratioやカスタムプロパティなど、歓迎すべき機能向上が図られています。とはいえ、私たちはライブラリやほかのヘルパーツールを使い続けているのが現状です。
しかし、変化が起ころうとしています。CSSに根本から変化が起こっており、そんな進化の最前線に私たちは居るのです。
コンテナークエリーはレスポンシブデザインに全く新しい時代をもたらし、カスケイドレイヤーはフレームワークやテーマの使い方、複雑なコードベースの管理をずっと楽なものにしてくれるでしょう。
さらに先をみてみると、@when/else条件節というのもあります。これを使えば、メディアクエリー、コンテナークエリー、フィーチャークエリーを1つの@ルールにまとめられます。
2022年には、ネイティブなCSSのネストに関して前進があることを願っています。SassやPostCSSなどのツールを使っている身には、それらを使わない姿を想像できませんから。
まとめると、2022年は、CSSの書き方が根本的に変わる年になりそうです。とてもエキサイティングな年になるでしょうし、それらをうまく使ったサイトやアプリが出てくることも楽しみでなりません。
これからもよろしく
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